「年金定期便」の住所変更フロー!申請場所、注意点も!
カテゴリ「社会」この記事は約 2 分で読めます。
「年金定期便」と言えば
1年に1度自宅に届くもので、
はがきで受け取る方もいれば
封書で受け取る方もいます。
でも、年金は老後の生活を
保証する大切なもので、
「年金定期便」が無ければ
ついつい年金のことを忘れがちになります。
「年金定期便」も引っ越しの際には
住所変更の手続きをして、
確実に受け取れるように
しておく必要があります。
今回はそんな
「年金定期便」の住所変更の流れ、
申請場所、注意点などをまとめました。
「年金定期便」はいつ届くの?
「年金定期便」は1年に1度、
「誕生月」に届くようになっています。
「年金定期便」は具体的には、
以下のような形で届きます。
・34歳、45歳、59歳の人⇒封書
・34歳、45歳、59歳以外の人⇒はがき
封書でもはがきでも
必ず記載されているのが、
・今までの年金加入実績に応じた年金額
・老齢年金の見込み額
・最近の月別状況
などです。
そして、
封書のみに記載されているのが、
・今までの年金加入履歴
・厚生年金保険の標準報酬月額の月別状況
・今までの国民年金保険料の納付状況
などです。
「年金定期便」の住所変更フロー、申請場所は?
まず、最初に注意することは、
「年金定期便」は第何号の被保険者かで
「住所変更の方法が異なる」
ということです。
・第1号被保険者
⇒住民票のある
市区町村役場の国民年金関係の窓口
⇒「被保険者住所変更届」を提出
・第2号被保険者
⇒職場の担当者
⇒「被保険者住所変更届」を提出
・第3号被保険者
⇒配偶者の職場の担当者
⇒「被保険者住所変更届」を提出
第2号被保険者と第3号被保険者は、
基本的には職場の担当者が年金事務所で
手続きをしてくれるので簡単ですね。
「年金定期便」の住所変更の注意点は?
「年金定期便」の住所変更の
手続きを行った後は、
「誕生月に年金定期便が届くか」
を確認する必要があります。
住所変更の手続きが適切に行われていれば、
予定通り「年金定期便」が
届くはずなのですが、
届かない場合もあるのです。
考えられる理由としては、
以下のことが挙げられます。
①住所変更の手続きが適切に行われていない
②平成9年1月以降に年金を払ったことがなく
基礎年金番号がない
①に関しては、
次のようなケースが考えられます。
・本人が職場に住所変更の手続きをしていない
・職場が年金事務所での手続きを忘れている
・第3号被保険者で家族分の手続きがされていない
中でも忘れがちなのが、
第3号被保険者の住所変更の手続きです。
配偶者か職場の担当者が、
うっかり本人の分しか手続きを
していないことも多いようです。
うっかりが無いように引っ越しの際には、
配偶者に「私の分も手続き忘れないでね。」
と念押ししておくのが無難です。
また、
②の基礎年金番号は
誰もが持っている訳ではなく、
持っていない人もいるのです。
いずれにしても「年金定期便」が
誕生月に届かないには、
何か問題があることには違いありません。
分からない場合は市役所の窓口で、
「年金定期便」が届かない理由を
確認してみましょうね。