「パブロピカソ」の正式な本名は?由来や経歴も紹介!

カテゴリ「
2020.02.03
ピカソ

この記事は約 3 分で読めます。

世界には数多くの画家が存在しており、

ほとんどはその生涯を終えてから

有名になる方が多いです。

 

中でもピカソはその破天荒な絵で、

「知らない人はいない」

と言っても良いほど有名な画家ですよね。

 

そんな「パブロピカソ」はフルネームが

すごく長いことでも有名です。

 

そこで今回は初心者でもこれさえ読めば

ピカソのことがだいたい分かるように

・ピカソの生い立ち、有名作品

・パブロピカソの本名、その由来

などをまとめたので見ていきましょう。

「パブロピカソ」ってどんな人?

パブロ

(1881年10月25日~1973年4月8日)

ピカソはスペインのマラガに生まれました。

 

画家として活動を始めた頃は

「パブロ・ルイス・ピカソ」

と名乗っていました。

 

のちに父方の性のルイスを省き、

「パブロピカソ」

と名乗るようになったのです。

 

また、父親は美術教師をしており、

その影響で小さな頃から

絵を描くことが好きな少年でした。

 

そんなパブロピカソの才能を見抜き、

父親は自らの絵の道具を息子に譲り

自分は絵を描くことをやめてしまうのです。

 

それからピカソは絵にうちこみ、

バルセロナのアトリエで書いた作品が

初めての作品となり

数多くの作品を残すこととなります。

「パブロピカソ」の有名な作品、驚愕の出典数とは?

作品

主にフランスで制作活動を行っていた

パブロピカソの代表2作を

見てみましょう。

◇「アヴィニョンの娘たち」

アヴィニョンの娘たち

◇「ゲルニカ」

ゲルニカ

 

彼の作品は有名なもので

1作品につき1億円で売却されるものが多く、

日本でもZOZOTOWNの前澤社長が

落札したことでも有名です。

 

また、意外と知られていませんが、

絵だけでなく彫刻なども多く、

「ギター」という彫刻作品には

ワイヤーが施されており

誰もが思いつかないような発想で

作品を残しています。

◇「ギター」

ギター

このように、実はパブロピカソは

絵画だけにとどまらず、

下記の多くの種類の作品を残しています。

絵:1万3500点
版画:10万点
挿絵:3万4000点
彫刻:300点

 

これはギネスブックに

「最も作品の多い美術家」

として登録されています。

「パブロピカソ」の本名(フルネーム)は?

フルネーム

通称パブロ・ピカソで通っていますが、

正式名称はとんでもなく長い名前なんです。

 

「パブロ・ディエゴ・ホセ・フランシスコ・デ・パウロ・ホアン・ネポセーノ・マリア・デ・ロス・レメディオス・シプリアノ・デ・ラ・サンティッシマ・トリニダット・ルイス・イ・ピカソ」

「Pablo Diego Jose Francisco de Paula Juan Nepomuceno Maria de los Remedios Cipriano de la Santisima Trinidad Ruiz Picasso」

 

こんなに長いのにも関わらず、

それぞれ意味を持っているので

最後に見ていきましょう。

「パブロピカソ」の本名(フルネーム)の由来とは?

聖書

◇「パブロ」の由来

伯父の名前からとられ、

新約聖書の「パウロ」が出典。

 

◇「ディエゴ」の由来

父方の祖父の名前からとられ、

旧約宇聖書の預言者「ヤコブ」が出典。

 

◇「ホセ」の由来

父の名前からとられ、

旧約聖書の「ヨセフ」が出典。

 

◇「フランシスコ・デ・パウラ」の由来

母方の祖父の名前からとられています。

 

◇「ホアン・ネポムセノ」の由来

洗礼の立ち会い人である

「父親の友人の名前」からとられ、

14世紀ボヘミアの聖人

「ジョン・ネポマック」が出典。

 

◇「マリア・デ・ロスレメディオス」の由来

洗礼の立ち会い人である

「女性の名前」からとられています。

 

◇「クリスピン」の由来

ピカソの誕生日10月25日の守護聖人

「殉教聖人クリスピアヌス」

からとられています。

 

◇「クリスピアノ・デ・ラ・サンティマ・トニダード」の由来

「三位一体のクリスピン」から

とられています。

※当時は三位一体名を

名前の最後に付けるのが普通でした

 

◇「ルイス・イ・ピカソ」の由来

父方の姓「ルイス」母方の姓である

「ピカソ」からとられています。

 

どうでしたか?

基本的には血縁関係の人、知人、聖人の

名前がとられていましたね。

 

しかし、

ピカソ個人へ込められた名前は

どれなんでしょうね。

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ