11/24はオペラ記念日?オペラ収入や劇場相場は?
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能や歌舞伎、狂言などの伝統芸能は
江戸時代から身近な存在として
多くの人に楽しまれています。
「オペラ」はこれらの様に
一般的な広がりが
あまり無いように感じます。
元々日本で生まれた物ではなく、
海外が起源の芸能である事が
その原因のようです。
今回はそんなオペラの記念日に合わせて
オペラ歌手の収入やオペラ劇場相場
についてまとめました。
11/24はなぜオペラ記念日?
1894年11月24日に
東京音楽学校で上演された
「ファウスト」が上演されている
すべてのオペラの始まりです。
「オペラ記念日」の由来は
この上演日から付けられました。
この日からオペラは人の心にひと時の
華やかさや楽しみを
与え続けてくれています。
人の心に残る芸に国境はありません。
これからも「オペラ記念日」には
たくさんの劇場でオペラが上演され、
人々を楽しませてくれる事でしょう。
ちなみにこの記念日を
考えた人は誰でしょうか?
明治時代に入ると
「国民へ海外の芸術を学ばせよう」
と言う姿勢が強くなり、
積極的に講師を招いたり
指導が行われるようになりました。
オペラを日本に広める為に
最初に行動を起こしたのは、
オーストラリア・ハンガリー大使館
の職員だった
と言われています。
オペラ歌手の収入は?
オペラ歌手になるには
音楽大学を卒業後、
オーディションを受けて合格すれば
オペラ歌手としての活動が始まります。
1つの劇場でずっと活動する人や
公演が終われば
次のオーディションを受ける人もいます。
オペラには
ソプラノ・メゾソプラノ・
テノール・バリトン、バス
と音階に分かれて専属の歌手がいますが
収入の差はあまりないようです。
駆け出しのオペラ歌手の月給は
一般企業とさほど変わりがありません。
しかし、
主役を張れるほど名前が売れてくれば
1公演で2,000万円
とも言われる高収入を得る事ができます。
日本人にもオペラ歌手を
職業としている人はいますが
ほんの一握りの人達です。
その地位を手にするまでには
小さい頃から努力を
積み重ねてきたのでしょう。
収入額だけを見ると羨ましい限りですが、
その努力を思うと見合った金額を
手にしているのではと思います。
オペラ観劇の相場は?
オペラは公演を行う
団体別に金額が違ってきます。
日本で一番有名なのは
新国立劇場で行われるオペラです。
世界で活躍している
外国人オペラ歌手を多数起用する事で
世界レベルのオペラを披露しています。
その為チケット代金は少々お高く
SS席で2万円以上
と中々の高額となっています。
末席の
F席は3千円台
と手に入れ易い金額ですが、
やはりステージが遠いので
耳では楽しめても
目では満足できないかもしれません。
他団体の公演は
他にもいくつかありますが、
どれも良い席は1万円を超えています。
プロのオペラ歌手を目指している
音楽大学が主催する公演や
市民団体主催の公演ならば、
それほど高くはないので
気軽に鑑賞にする事ができるでしょう。