2100年.未来の地球は?世界人口,気温,余命は?
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現在少子高齢化が進み、
地球温暖化や森林破壊など
様々な問題が浮上しています。
しかし、
何も改善されないままの
日々を過ごしている、わたしたち。
2100年を迎えたとき、
私たち人類はどのような局面に
立っているのでしょうか。
今回はそんな未来の地球の
「世界人口」「気温」
「平均余命」「出生率」
等を紹介したいと思います。
2100年の世界人口,平均余命,出生率は?
まず世界人口は
どう推移していくと
予想されているのでしょうか?
◇国連の最新の人口予想
2015年:73億人
2050年:97億人
2100年:112億人
人口の増加が最も激しいのは
ニジェール、ザンビア
といったアフリカです。
そのあとに続くのが
インド、パキスタン
などの南アジアです。
この人口増加には
出生率の増加ではなく、
寿命の延びが大きく関係しています。
◇平均余命の予想
2015年:70歳
2050年:77歳
2100年:83歳
しかしながら、
出生率は世界的に見ても
低下しています。
◇女性1人あたりの出生率予想
2015年:平均2.5人
2100年:平均2人
最も減少するのは開発途上国で、
2100年には4.3人から2.1人へ
減少すると予測されています。
このままいくと高齢者の割合が増え、
2050年には60歳以上の人となり、
15歳未満の子どもの人数が
同じになるとされています。
その割合は、
世界人口の約12%にまで上ります。
そのため、
労働力の不足になり、
経済に悪影響を与える
可能性があると予測されています。
2100年の地球の気温は?
AR4によると、
2100年には平均気温が
約1.8℃–4°C
上昇すると予測されています。
地球温暖化の要因としては、
人間活動による温室効果ガスの
急激な増加が影響しています。
そして、
地球温暖化によって
洪水、酷暑、ハリケーン
などの激しい異常気象を
増加・増強させる可能性や、
生物種の大規模な絶滅
を引き起こす可能性も指摘されています。
こうした自然環境の変化は、
人間社会にも多大なる影響を及ぼします。
ちなみに
温暖化を放置した場合、
2100年には気温が
5℃~6℃
上昇します。
さらに
「世界がGDPの約20%に
相当する損失を被るリスクがある」
とされています。
人口の高齢化、
地球温暖化による異常気象など、
現在から続く問題が2100年には
さらに増幅していることが分かります。
未来のために、
少しでも緩和させる努力が必要でしょう。