野球のラッキーゾーンの意味は?5月26日が由来?

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2018.07.07

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5月26日はラッキーゾーンの日です。

 

この

ラッキーゾーンの意味

は何でしょうか?

 

野球に興味のない方は

聞いたことがないかもしれません。

 

ラッキーゾーンとは野球用語であり、

これはホームランが

出やすくなるように設けられました。

 

外野両翼に柵を設置し、

その柵と観客席の間に

存在する領域

をラッキーゾーンと言います。

 

この区間に入った打球は

ホームラン扱いとなりました。
 

ラッキーゾーンの日の由来?

 
日本において

初めてラッキーゾーンが設置されたのは、

兵庫県西宮市甲子園町にある

阪神甲子園球場です。

 

1924年に阪神電車甲子園大運動場

の名称でオープンしたこの球場。

 

こと当時、

陸上競技場としての利用も

できるように設計されていたため、

現在の野球場と比べると

非常に大きなサイズをしていました。

 

このため、

野球の試合を行っても

ホームランを出すのは困難でした。

 

加えて、

当時はボールやバットなどの

道具の品質が、

現在よりもよくなかったので

打球があまり飛んでいかなかった

という事情もあります。

 

そのためラッキーゾーンが

設けらることになりました。

 

阪神甲子園球場にラッキーゾーンが

設置されたのは終戦後間もなくの

1947年5月26日

だったので、

この日を記念して5/26を

ラッキーゾーンの日

と呼ぶようになりました。

 ラッキーゾーンは今どこの球場に?

 
そもそもなぜラッキーゾーンを

設置してホームランを

出しやすくしたのでしょうか。
 
ラッキーゾーンの日2
 
それは、

ホームランは野球で

一番盛り上がるファクターであり、

ホームランを打つことができれば、

それだけ球場を訪れた観客に

満足してもらうことができるからです。

 

つまりはファンサービスのために

ラッキーゾーンを導入したのです。

 

その後、

ラッキーゾーンは認められ、

明治神宮野球場、西京極球場、鳴海球場

などの球場に設置されていきました。

 

しかし、

選手の体格向上や

道具の質が昔の物より改善し、

ホームランが出やすくなっていきました。

 

そうするとラッキーゾーンは

その役割を失っていき、

次第に各球場から姿を消していきました。

 

ちなみに

国内初のラッキーゾーンが

設けられた阪神甲子園球場は、

1991年にラッキーゾーンの

撤去がされました。

 

そのフェンスは甲子園から一番近い

兵庫県立西宮今津高等学校に

記念碑として立てられています。

 

現在、それでもまだ

ラッキーゾーンはあります。

 

ラッキーゾーンがある球場は

①倉吉市営野球場

②宮城球場

③福岡ドーム

の3ヶ所のみに

その姿を見ることができます。

 

ラッキーゾーンは

設置、撤去がしやすいように

金網を使用するのですが、

藤井寺球場だけは

コンクリート製の

ラッキーゾーンが設けられていました。

 

藤井寺球場はコンクリート製なので

ラッキーゾーンに含めるべきではない

という意見も挙がっています。

 

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