「急な停電」の5つの原因まとめ!
カテゴリ「災害」この記事は約 2 分で読めます。
最近でも大型台風や地震があり、
大規模停電になった地域が多く
よくニュースでますよね。
平成初期の時代では
多くが架線故障で停電をすることがありましたが、
現代ではほぼ解消されつつあります。
ここでは現代における
急な停電原因についてご紹介し、
万一の場合に落ち着いて
対処できるよう参考にしてください。
「急な停電」の原因①
①台風・洪水の影響
台風や洪水災害による架線の断線、
電信柱の倒壊などが原因で
発生する停電があります。
これは電柱や電線そのものが
倒壊や断線するのではなく、
近くの看板や屋根等がそれらに衝突することで
発生してしまう場合があります。
特に断線した断線部分が
露出したような場合には、
感電の恐れがあるので近づかないで下さい。
また、
他の漂流物等の間で通電事故が起き、
火災の発生原因にもなりますので、
台風や洪水が予測される場合には
注意して下さい。
「急な停電」の原因②
②落雷の影響
この場合、電柱に絶縁物質として
設置されている
碍子(がいし)という箇所に落雷があり、
破損して断線してしまうケースです。
碍子は陶器製ですが
雨により濡れていると通電してしまいます。
「急な停電」の原因③
③電力過負荷
これは意外と多いので注意しましょう。
災害も何も無いのに停電になった場合、
単純にエアコン、ドライヤー、
電子レンジなどの負荷の大きい
電化製品を一気に動かすと停電します。
これはブレーカーをONにし直すだけなので、
そこまで問題ではないでしょう。
「急な停電」の原因④
④雪の影響
降雪地帯でよく起きますが、
電線自体に着雪し電線の耐荷重が限界を
迎えてしまうケースになります。
着雪した雪の自重に耐えかねて
断線してしまう場合や、
間接的に雪の重みで倒壊した
樹木の枝によって
断線してしまう場合もあります。
「急な停電」の原因⑤
⑤ブラックアウト(地震)
北海道胆振地震で発生した停電です。
これは、
2018年9月に胆振地域で発生した
大規模地震の影響を受け、
周辺発電所に被害が発生しました。
その他の発電所から
電力が供給される仕組みでしたが、
電力ストップが瞬時に起こり、
その為周波数変調が大規模に発生しました。
本来補うべき供給元である発電所の
送電網にもストップがかかってしまい、
ブラックアウトと呼ばれる
大規模停電になりました。
北海道の特殊事情と言えばそれまでですが、
地震が原因です。
つまり、
他地域でも起こりうる原因です。
どうでしたか?
ほとんどは自然災害が原因で発生する停電です。
しかし、
近年都市部においては電柱の地中化、
埋設化が進んでおり、
こうした自然災害を原因にした停電も
少なくなってきていることは確かです。
停電は本当に不便なので、
どんどん減ると良いですね。