3月11日は東日本大震災記念日。被害や募金金額、学ぶべきこととは?
カテゴリ「春 3月」この記事は約 2 分で読めます。
まもなく東日本大震災から5年。
今一度大事なことを振り返りませんか。
そこでこのマーク知っていますか?
津波の避難所マークです。
日頃からこのマークは
必ず意識しておきましょう!
東日本大震災後は
「絆」の重みが多くの
メディア等で取り上げられました。
家族だけでなく、友人や地域の方とも
日頃からコミュニケーションを
とっておくことが大きな救いになります。
震災直後の混乱時に
略奪や暴動などもなく、
助け合い・ゆずりあいの精神で
支え合っている姿に日本人の
誇るべき特性だと感じました。
今回は
3/11東日本大震災記念日
に合わせ、
由来や地震の被害、募金金額
等をまとめました。
東日本大震災記念日の由来とは?
3月11日は宮城県沖を震源とする
マグニチュード9の大地震が東日本を襲い、
その後発生した津波で、
多くの命が失われました。
命の尊さや大切さを考え、
震災で学んだことを
風化させることなく災害に備えるため、
「災害時医療を考える会」が
3/11を
「東日本大震災記念日」(いのちの日)
と制定しました。
東日本大震災の被害は?
死者・行方不明者はあわせて
18,000人を超え、
被害者の9割は津波に
巻き込まれたことによる
「水死」
でした。
そのため、冒頭でも書いた通り
津波避難マークをぜひ覚え欲しいです。
4年以上たった今でも、
20万人以上の方が避難生活を送っています。
建築物の被害は全壊12万戸以上、
半壊24万戸以上にのぼり、
道路や橋梁の損壊、
山崖崩れや堤防決壊も多く発生しました。
被害総額は
推定16兆~25兆円
と言われています。
東日本大震災の総募金金額は?
日本赤十字社、中央共同募金会、
各自治体に寄せられた
総募金金額(義援金)は
約4,400億円
と言われています。
国内外から寄せられた
多額の義援金は、
被災者の生活再建、教育・医療支援、
災害対応能力の強化、原発事故対応
などに使われています。
復興住宅へ入居できた方は一握りで、
除染や汚染がれきの処分など
問題は山積みで、
いまだ復興には程遠い状態です。
日本赤十字社など現在も
義援金の受付を行っていますし、
ボランティアや復興支援の
チャリティーに積極的に参加するなど、
何かできることを
考えてみてはいかがでしょうか。
東日本大震災で学ぶことは?
多くの犠牲者を出した
東日本大震災ではどんなことを学びましたか?
■大事なのは身を守ることです。
真っ先に表へ飛び出したり、
火を消しに行ったりせず、
揺れが収まるまでは
安全場所で身を守りましょう。
■日頃から防災意識を持つことも大事
安全な避難場所や離れ離れになった時の
集合場所を家族で決めておきましょう。
震災後、
家族を探して何か所も避難場所を
回っている人がたくさんいらっしゃいました。
携帯をもっているのであれば、
災害用伝言ダイヤルなどの
使い方をきちんと知っておくのも
有効だと思います。
水や食料の備蓄はもちろんですが、
地震の後は停電になることも多いので
情報収集のために
ラジオや携帯電話は欠かせません。
電気のいらない充電器や乾電池を
充分に備えておきましょう。