7/6なぜ公認会計士の日?資格の取り方,難易度は?
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公認会計士は憧れの資格ですね。
公認会計士の資格は
とんでもなく難易度が高く、
この資格を取ることは
並大抵の努力ではとれないでしょう。
今回はそんな
公認会計士の記念日に合わせて、
資格の取り方や難易度に
ついてまとめました。
公認会計士の日の由来
公認会計士が自主規制機関として
組織している日本公認会計士協会
というところが制定しました。
日本の公認会計士の制度を
定めた法律である
公認会計士法が制定された
1948年7月6日を記念して、
この7/6を「公認会計士の日」と定めました。
日本公認会計士協会の東京会では
毎年7/6「公認会計士の日」記念特別講演会
を開催しています。
東京都千代田区にある
東京国際フォーラムにて
星野佳路氏が特別講演をしました。
7月6日は他にも
「サラダ記念日」
「ゼロ戦の日」
「ピアノの日」
「記念日の日」
など様々な記念日ともなっています。
公認会計士の資格の取り方
公認会計士の資格の取り方ですが、
「公認会計士試験」に合格
しなければいけません。
公認会計士は国家資格ですが、
受験資格に制限はありません。
◇試験の種類
①短答式(マークシート方式による択一式)
②論文式(筆記試験)
◇試験の科目
短答式:4科目
①財務会計論
②管理会計論
③監査論
④企業法
論文式:5科目
①会計学
②監査論
③企業法
④租税法
⑤選択科目:1科目選択
(経営学、経済学、民法、統計学)
◇試験日程
12月・5月(年2回)
◇合格基準
試験は公認会計士・審査委員会が
認めた得点比率(偏差点)を満たし、
尚且つ全科目の得点が
40%以上であることを
満たしていることが要件です。
さらに試験別にも合格基準があります。
短答式試験の合格基準は、
4科目の総合得点が
70%以上であること。
短答式試験一度合格すると
試験が2年間免除されます。
論文式試験の合格基準は、
各科目の得点比率(偏差点)の平均が
52以上であること。
いずれの試験も免除科目が
ある場合には計算方法などが
異なってきますので注意して下さい。
これらの試験に合格すれば、
次に現場での2年以上の
業務補助経験が必要になり、
この段階で公認会計士としての
実践的な知識、技術を身に付けます。
さらにこの後、
修了考査(筆記試験)を受験し
合格することにより、
初めて公認会計士として
登録することが出来ます。
公認会計士の資格難易度
公認会計士の資格難易度ランク
は最高ランクだと言われています。
日本では弁護士、医師と並び
「3大国家資格」
と呼ばれている程です。
近年の合格率は、
短答式が15.9%
論文式が10.1%
と狭き門となっています。
資格取得後の将来の仕事は、
①監査業務
②会計業務
③コンサルティング業務
④税務業務
の4つになります。
公認会計士だけが
独占している監査業務ですが、
この資格取得後のメインの就職先が
監査法人ということもあり、
仕事に占めるウェイトは
大きいと言えるでしょう。
ちなみに監査とは、
ある会社の財務諸表が適正なもの
であるかどうかを第三者的な立場から
審査する仕事のことです。