6/10はなぜ歩行者天国の日?ホコ天のメリットは?
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6月10日には
「時の記念日」
「商工会の日」
「路面電車の日」
「社会教育法施行記念日」
「ミルクキャラメルの日」
など様々な記念日があります。
その記念日の中に
「歩行者天国の日」
があります。
歩行者天国は活気があって、
開放的なイメージを
思い浮かべる人もいると思います。
ここでは
「歩行者天国の日」に合わせて、
歩行者天国のメリット、デメリット
について紹介します。
「歩行者天国の日」の由来は?
そもそも歩行者天国とは何でしょうか?
歩行者天国(通称:ホコ天)は
通常車道になっている道路を
車両通行止めにして、
歩行者に開放した道路、区間
のことを指します。
歩行者天国は曜日や時間帯を
指定されているところもあれば、
通年実施されるところもあります。
「歩行者天国の日」は
1973年6月10日に
銀座から上野までの
東洋一(当時世界最長)の
5.5kmにわたる
歩行者天国が実施された日
に因んでいます。
歩行者天国のメリットは?
①街が活性化する
歩行者の移動範囲が拡がるので、
商店街にいる歩行者の
滞在時間が増加することや
車を気にせず安心して
買物ができると考えられています。
また、歩行者が増えることで
集客アップや街が賑やかになる
と考えられています。
②歩く視点
車で乗っている時の視点と違って、
歩く速さだからこそ
見える風景があります。
歩くからこそ気づいた街の良さ、
魅力の発見に繋がると考えられています。
③散歩
最近では運動不足の方も
多くいると思います。
そのため歩行者天国で
買物や散策等のついでに
意識的に歩くことは
健康上大きなメリットに
繋がると考えられています。
歩行者天国のデメリットは?
①ゴミ・騒音
人が集まればそれだけ
ゴミや騒音などの問題が増えてきます。
実際に原宿の歩行者天国は
地元住民からのゴミや騒音
に対する苦情があり、
廃止に至る要因の一つになりました。
②防犯上の問題
歩行者天国は人が集まりやすいため、
時に通り魔やテロの
標的にされることがあります。
歩行者天国は商店街にとって
経済効果があると思いますが、
その街のルールやマナーを守って
行動することが大事だと思います。
その地域の人の
理解や支援がなくては
歩行者天国を
維持することは難しいです。
そのため一人一人の意識が
大事だと思います。
ゴミを路上に捨てずに
ゴミ箱に入れるといった
マナーが大切になってきます。
そうした地道なマナーの
積み重ねで歩行者天国は
成り立っています。
その上で普段の自分が
できる範囲で心がけ、
自分だけでなく
皆が楽しめように
行動していくことが
大事ではないでしょうか。