2/23なぜふろしきの日!?隠れた大切な役割は?

カテゴリ「 2月
2015.10.27
2018.03.14

この記事は約 3 分で読めます。

ふろしきと言うと、

泥棒が持っているイメージですよね?

 

でもオシャレなふろしきも

今はいっぱいあるんです。

 

 

用途も様々で密かなブーム

もあるくらいです。

 

今回はそんなふろしきの記念日や

ふろしきの大切な役割

等紹介したいと思います。

 

ふろしきの日の由来

 

2月23日を何の日?

とお思いの方もいると思いますが、

ふろしきの日とされています。

 

ふろしきの日の由来は[2/23]を、

【つ(2)つ(2)み(3)】

と読んだことです。

 

包みの語呂合わせから

包み→ふろしき

でふろしきの日となりました。

 

そんなふろしきの日を考えた人は?

 

「京都ふろしき会」

「京都ふろしき振興会」

「東京ふろしき振興会」

で組織する日本風呂敷連合会です。

 

ふろしきを広くPRするため、

日本記念日協会に登録し、

2月23日をふろしきの日となりました。

 

なぜ「ふろしき」ができた?

 

室町時代風呂敷は物を包んで

運ぶために用いる四角い布で、

古くは「平包み(ひらづつみ)」

と呼んでいました。

 

風呂敷の語源は文字通り、

お風呂に敷く事から

「風呂敷」

と呼ばれるようになりました。

 

風呂敷は室町時代にあった

2つのことから始まりました。

 

◇風呂敷の始まり①

お風呂は本来、汗を流す蒸し風呂

の事を言います。

 

室町時代でのお風呂は蒸気を

拡散させるために

「むしろ」「すのこ」「布」

を使っていました。

 

これら床に敷かれていたものが

風呂敷の始まりだったそうです。

 

そして入浴時も白布の衣につけて

沐浴する習慣があったので、

床にふろしきを敷いて、その上で

衣服を着替えるようになりました。

 

◇風呂敷の始まり②

室町時代には大湯殿(おおゆどの)

を運んだ際、大名達が衣服と

間違える問題が起こりました。

 

このことから、

家紋入りの絹布に

脱いだ衣服を包んでいました。

 

湯上りにはこの絹布の上で

脱着したしたのが、

今の【ふろしき】の始まり

と言われています。

ふろしきの日のイベント

 

今も昔も使われ、

そしておしゃれに変化しつつ

伝統を残しているふろしきです。

 

さらにより多くの方々、

または若い方々にも

伝えていくためのイベントが

毎年たくさんあります。

 

平成21年度

知恵と力の博覧会

「street side御池

フェスタ2009」

 

平成22年度

「インターナショナル

ワークショップ

フェスティバル2010

(250DOORS」

 

平成23年度

「第26回国民文化祭・京都」

 

平成25年度

京都の企業の方々との

コラボレーション企画「京を包む」

→「ふろしきつつみの日」

のロゴマークをデザインし、

ロゴマークの入った

ふろしきの制作等、

様々なイベントを実施しています。

 

平成26年度

京都ふろしき振興会等で、

京都文化博物館にて展覧会を開催

 

この様にふろしきは

今後も長きにわたって

受け継がれていくのです。

 

ふろしきの隠れた大切な役割

 

今回東日本大震災の際には

大きな被害が多大にありました。

 

その際被害の大きかった

仙台市にも多数のふろしきが送られ、

様々な用途で使われました。

 

ふろしきはいつでも役立つ

大切な役割がある事を考え、

今後もふろしきの日を、

そしてふろしき自体を

大切にしていきたいですね。

 

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ