1/16はなぜ禁酒の日?由来や考えた人,禁酒の良さ
カテゴリ「冬 1月」この記事は約 2 分で読めます。
たばこの禁煙と違い、
日本ではお酒の禁酒は勧められていません。
それもそのはず。
適量を守ればお酒は体に良いのです。
しかし、飲み過ぎは体を壊します。
これに関しては禁酒の記念日がある程です。
そんな禁酒の日の由来や禁酒の健康効果を
紹介したいと思います。
禁酒の日の由来
1920年(大正9年)1月16日に
アメリカで禁酒法が実施されました。
この日を記念して禁酒の日となりました。
当時のアメリカでは清教徒の影響が強く、
アルコールに対する強い非難があったため、
20世紀まで18の州で禁酒法が実施されました。
飲料用のアルコールの製造や販売が
禁止されたために、密造者が増えて
密造酒が出回ったのです。
その為、健康被害の問題や密造販売に関わる
アル・カポネのようなギャングの出現があり、
禁酒法は1933(昭和8年)2月に廃止されました。
それ以降、禁酒法が実施される前の
アルコール製造業者が再開し、
アメリカンラガースタイルの
ビールが導入されました。
大正12年頃、
日本も不景気で社会が不安定になり、
生活の悩みや将来の不安を
飲酒に逃れる人が増えてきました。
禁酒運動家の「成瀬才吉と河本正二」
が発起人となり、
資産家の綱島長次郎が『岡山禁酒会館』
を建てました。
禁酒運動の拠点となる『岡山禁酒会館』は
平成14年に国の登録文化財になりました。
お酒の適量
「お酒は百薬の長」と言われていますが、
適量を越えると体に色々な悪影響が出てきます。
では、お酒の適量とは?
公益社団法人アルコール健康医学協会が
『お酒の適量』を計算式にしています。
お酒の量(ml)
×アルコール度数(%)÷100
×0.8
(アルコール摂取量の基準は
純アルコールに換算して20g/day)
◇計算例
ビール中ビン1本
500ml×5%÷100×0.8=20g
つまり一日ビール中ビン1本が目安です。
多い人は少し減らすことを心がけましょう。
『適量』を過ぎていたら、
「休肝日」を作ったり、
「プチ禁酒」から始めてみましょう。
「一生お酒は飲みません」
も良いかもしれませんが、
そんな人生面白くなくないですね。
まずは、短期間で良いので
体と肝臓を休めてみませんか?
禁酒の効果
禁酒にはどんな良い効果が
あるのでしようか?
一般のアンケートです。
(1000人調査)
1位:お金がたまる
(酒代・飲み会に使っていたお金)
2位:血圧が高かったが、正常値に戻った。
3位:肝機能の数値が正常値に戻った。
健康よりもお金の意見が
一番多いのは面白いですね。
飲み過ぎでなければ、健康に良いものなので
お金の意見が多いのかもしれません。
皆さんも飲み過ぎずに、
適量を守ったお酒ライフを送りましょう!