新しい「年号」っていつから?「平成」の次はある条件で決まる!?

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2018.07.16
2018.08.11

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平成28年8月8日、

今上天皇明仁様のお勤めについて

11分2秒にわたって、

国民に向けたお言葉を仰いました。

 

お言葉の内容については後述しますが、

このお言葉を機に今上天皇陛下の

生前退位についての議論が活発化し、

平成29年12月1日の皇室会議で

新年号に変わる時期が決定しました。

 

今回はそんな

「新しい年号がいつから変わるのか?」

「平成の次の名前はどうやって決めるの?」

といった疑問についてまとめました。

「今上天皇明仁様」が新しい年号に変える理由は?

今上天皇明仁様はとりわけ国民のために祈る

祭祀を大切に考えて下さっています。

 

皇室関係のニュースでは

全く取り上げられていないことが残念ですが、

歳旦祭をはじめとする祈りで

国民の幸福と安寧を祈って下さっています。

 

歳旦祭では元旦の5時半から

厳しい寒さの中身を清められ、

四方拝をされます。

 

このような祭祀は年30回以上、

忙しい御公務の間に

とり行っていらっしゃるのです。

 

しかし、

平成28年の天皇陛下のお言葉で

こんなことを言われました。

 

「80歳を超えて体力の衰えや

ご病気による2回に及ぶ外科手術もあり、

もしこれらのことが

御公務に障ることあるやもしれず、

どうするのが国民や皇族のために良いのか」

とお考えになったそうです。

 

これは高齢による公務の縮小を考えるのではなく、

社会が停滞しないように国民の安寧のために

公務を執り行うことができるようにしたい、

とお考えを仰いました。

 

拙筆で簡単にまとめましたが、

宮内庁のホームページに

全お言葉と動画がありますので、

興味のある方はご覧ください。

宮内庁のホームページ

新しい「年号」の名前の条件とは?

年号にはいくつか条件があり、

・国民の理想としてふさわしい意味を持つ

・漢字2文字

・書きやすい

・読みやすい

・これまで元号として使われていない

・俗用されているものではない

ものである必要があります。

 

また、

現在の書類で明治・大正・昭和・平成が

M・T・S・Hと略されることがありますので、

頭文字がこれらのアルファベットは

避けるだろうと言われています。

 

この新年号の決め方は

とくに決まっていません。

 

どのように決めるかを

その時代の人々に委ねられています。

 

平成という元号は有識者が候補を出し、

当時の内閣官房長官の小渕恵三氏が

選定、閣議を経て決められました。

 

ちなみに、

平成の次は

「安久」(あんきゅう)

「安始」(あんし)

と噂されていますが、

これは何の根拠もない噂なので

信じないようにしましょう。

新しい「年号」っていつから変わるの?

天皇陛下のお言葉もあり

平成29年12月8日の閣議で、

いつから変わるが決定しました。

 

平成31年4月30日に

今上天皇陛下が退位されるので、

平成31年翌月5月1日から新年号

になることが決定しました。

 

現在の皇太子徳仁様の誕生日は

1960年2月23日です。

 

今上天皇陛下が生前退位なさった場合、

2月23日が新たに天皇誕生日として、

祝日になるでしょう。

 

ですが、

昭和天皇の誕生日である4月29日も

昭和の日として国民の祝日となっており、

来年以降平成天皇の誕生日12月23日も

何かの形で祝日になる可能性がありますね。
 

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